研修認定薬剤師になるには

研修認定薬剤師とは、CPC認証研修機関が実施する研修を受講し、一定期間に所定の研修単位を取得、認定申請して、研修内容を評価された薬剤師のことです。すなわち、継続的な自己研鑽の証が「研修認定薬剤師」であり、生涯学習により常に最先端医療の知識を得ることにより、ジェネラリストとしての総合的職能が向上し、専門薬剤師の基本ともなります。

本学では、薬学専門知識と科学的データに基づき高度な臨床推論力を発揮できる薬剤師育成を目的として、次世代薬剤師を目指す全ての薬剤師を対象に研修プログラムを提供し、下記要件を満たした研修認定薬剤師に研修認定薬剤師証を交付します。

必要研修単位

研修単位は、京都薬科大学など公益社団法人 薬剤師認定制度認証機構(CPC)に認証された研修機関発行のものに限ります。

新規認定
4年以内に40単位以上(毎年5単位以上)取得
ただし、最終年度は40単位に達すれば5単位未満でも可
論文及び学会発表による単位は、1回の新規認定につき10単位を上限
更新認定
3年間で30単位以上(毎年5単位以上)取得
論文及び学会発表による単位は、1回の更新認定につき10単位を上限
  • 2023.4.1より、eラーニング単位についての制限(必要単位の1/2未満)はなくなりました。
  • 2025.4.1より、他プロバイダ単位についての制限(必要単位の1/2未満)はなくなりました。

受講者への研修単位

①本学が主催又は共催する研修プログラム(講演会、講義、ワークショップ、シンポジウム、セミナー、演習及び実技実習)の受講
90分
1単位
②本学が後援する研修プログラム(講演会、講義、ワークショップ、シンポジウム、セミナー、演習及び実技実習)の受講
90分
1単位
③eラーニング研修の受講
 
90分
1単位
④論文発表(本学が認定した査読付き論文に限る)
 
筆頭著者5単位
共著者2単位
⑤学会発表
 
発表者2単位
共同発表者1単位
上記①及び②の研修プログラムの講師を務めた薬剤師には、当該研修の受講単位に1単位を加えた単位を付与

論文及び学会発表による単位認定について

申請書及びその他の必要書類(薬剤師免許証の写し、論文又は学会抄録の写し)を、京都薬科大学 生涯教育センターまでお送りください。
他機関から単位取得された論文及び学会発表を重ねて申請することはできませんので、ご注意ください。
月末までに受け付けた申請につき、審査後、翌月末に受講証明書をお送りします。
なお、研修単位として認められない場合は、メールにてご連絡いたします。
論文発表・雑誌掲載後、1か月以内にご申請ください。

送付先
〒607-8414 京都市山科区御陵中内町5
京都薬科大学 生涯教育センター 宛
TEL:075-595-4677

本学G24研修単位を他プロバイダへの申請に使用する場合

2025.4.1からG24研修単位シールを廃止し、単位シールに替えて「受講証明書・単位証明書」をマイページから打ち出して使用していただくことになりました。

これまで取得されたG24研修単位シールは、これまでどおり使用できます。
2025年度以降の本学研修会で取得した研修単位を他プロバイダへの申請に使用する際は、「受講証明書・単位証明書」をお使いください。